学術

2017年4月19日

【2017年3月アクセスランキング】トップは東大生のテレビ 合格発表の記事も上位に

 

4年ぶりの合格者番号掲示の再開を報じた本紙の紙面(右)と今年の合格発表で喜ぶ親子

 

 東大新聞オンラインで3月に公開した記事の3月中のアクセス数を調べたところ、1位は東大生を特集するバラエティー番組について取り上げた記事だった。番組出演経験のある学生数人に、出演した理由や番組の編集・構成に対する感想などを取材。記事公開2日前の3月1日には『さんまの東大方程式』(フジテレビ系)が放送されていた影響もあり、アクセス数を伸ばした。

 

 2位は、昨年に三島由紀夫賞を受賞し、1997年から01年にかけては第26代東大総長も務めた蓮實重彦名誉教授へのインタビュー記事。執筆活動や、総長就任から20年たった東大の現状、若者へのメッセージなどについて話を聞いた。

 

 3、4位は東大の合格発表に関する記事がランクイン。3月10日に実施された今回の合格発表では、4年ぶりに本郷キャンパス内での合格者番号掲示が再開された。3位の記事では過去の本紙の紙面を振り返りながら、中止から再開に至る経緯を解説。4位の記事では当日の様子を、合格者番号が記載された掲示板の前で喜ぶ親子の写真と共に報じた。

 

 5、9、10位では、東大合格者が入学手続き時に選択する第二外国語について、各言語を履修した学生が解説。文法や学習難易度、履修者の雰囲気など、多様な視点から各言語を紹介した。

 

 6位の記事では弊社主催のプログラミングコンテスト「東大ガールズハッカソン」に関わった東大女子に向け、協賛企業のヤフーが開催した「オフィスツアー」を取材。ツアーを通して記者が感じたことを、時に批判的に率直に書き起こしている。

 

 7位の記事では、東大卒のプロ雀士・井出洋介さんと麻雀サークル「白」代表に、麻雀の魅力や初心者へのアドバイスを聞いた。8位の記事では11年3月11日に発生した東日本大震災に関して、震災後に漫画が果たしてきた役割を藤本由香里教授(明治大学)に取材した。

 

 3月1日に就職活動の採用情報が解禁され、東大新聞オンラインでも就職活動に関する記事のアクセス数が増えている。公開日が当該期間ではないためランキングからは除外されたが、東大の15年度就職状況をまとめた記事が、全ての記事の中で最多のアクセス数を記録。また14、15年に連載された就活アドバイザーの霜田明寛さんによる「霜田明寛の就活十番勝負」シリーズも、安定的にアクセス数を伸ばしている。就職活動関係以外では、昨年4月公開の「東大の入学式は、なぜ12日開催なのか」も、今年の入学式が近づくにつれ注目を集めた。

 

【2017年3月アクセスランキング】

1       バラエティー番組の中の東大生 現役学生の視点から

2       【東大新聞お試し】「嘘を嘘と示せる自信を」 東大元総長の三島賞作家

3       【東大受験生応援連載】4年ぶりの合格者番号掲示 東大新聞で歴史を振り返る

4       4年ぶりに番号掲示 3012人が合格 理科で最低点上昇

5       【東大受験生応援連載】第二外国語を決めよう!履修者から見たドイツ語の姿

6       ヤフー!は東大女子に何を見せたい? オフィスツアーレポ

7       【東大新聞お試し】初心者のための麻雀入門 「不健全」は思い込み

8       震災後の漫画表現 3.11後、漫画の果たしてきた役割を考える

9       【東大受験生応援連載】第二外国語を決めよう!履修者から見たフランス語の姿

10      【東大受験生応援連載】第二外国語を決めよう!履修者から見たスペイン語の姿

 

※当該期間に公開した記事のみを集計

 

過去のランキング

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【2017年1月アクセスランキング】1位はブラックラボ検証 受験関連記事も人気

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