2022年04月17日

【100行で名著】三島文学の幻想的で知的な世界観 『豊饒の海(二)奔馬』三島由紀夫

 本記事では、2020年に没後50年を迎え、近年その著作が再び評価されているところの三島由紀夫、特に三島文学の金字塔である遺作『豊饒(ほうじょう)の海』四部作について、4回に分けて語る。第2回の今回は『豊饒の海』第二作『奔馬(ほんば)』。第一作『春の雪』において、松枝清顕(まつがえきよあき)は死んだ。本多に「今、夢を見ていた。又、会うぜ。きっと会う。滝の下で」と言い残して。 『豊饒の
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